天皇制でも 民主主義でもない バカ殿政治 エジプトに政変が起きてますね.
ついこの間は,チュニジアでも政変がありました.
日本の政治家は幸せですね.
いくら失政を重ねても,糾弾されたことがない.
灰色どころか,黒でも捕まることがない.
これは,日本の中では,暗黙のうちに,「バカ殿政治」であることが共通理解となっているからでしょうね.
殿様はバカなんだから,糾弾してもしょうがない.悪いのは,「よきに計らえ」なかった家臣ども.だから,一線をしりぞけば,誰もなんにもいわない.
国民も,文句は一応いうけど,だいたいが「しょうがない」と思っている.
まれに捕まった政治家は,なにか裏があると思われている.
悪いことをしたからではなく,庶民の出で「バカ殿政治」体制の逆鱗に触れたからかな?
ウォーラーステイン風にいえば,左翼も右翼も政権担当能力がない.
昔の社会党が,万年野党だったのもそういうこと.
自民党が,長期間安定政権だったのは,左でも右でもなく,あいまいな中間だったから(思想がなかったから).過去,自民党が政権離脱したときは,相手もやっぱり中間だった.
民主党が,政権奪取したのは,やっぱり中間だったから.
いってみれば,政権にかかわったのは,みんな“日本(バカ殿)党”の中の,中身があんまり変わらない派閥で,日本式“政変”は,単なる派閥争いだったということ.
「ねじれ国会」なんか存在してない.
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