先日,うれしいニュースが入りました.
函館の岩間先生と中嶋先生がやっている「渡島半島の自然を訪ねて」というHPの記事に,お礼のメールがはいったそうです.
「正断層と逆断層」の違いが,どのHPの解説を見ても「いまいちピンとこなかった」のが,「渡島半島の自然を訪ねて」上の記事で「ああ、こういうことか、と明快に理解しました」とのことです.
なんのことか知りたい人は,リンク欄から「渡島半島の・・・」の解説記事「資料を見る」から「正断層,逆断層って何?」をごらん下さい.
記事中にもありますが,この話しは私が,我が師・湊正雄教授の授業中の雑談を中嶋先生に教えたことから始まります.
いろんな人に見てもらうためにやってることですが,こうやってお礼のメールが来るなんて,うれしいことですね.私にとっても,湊先生のエピソードが役に立つなんて,うれしいことはなく,二重の喜びです.
先日の新潟での地震の時も,TVで地震学者と称する人が,「今回の地震は逆断層で前とタイプが同じ」とかいってましたけど,何を説明してるのかよくわからんですね.
「逆断層と横ずれ断層では地震の質が違うんかい!」とツッコミ入れたくなりますが,彼らはそれでなにかを説明したつもりなんですからね.
こんな説明では(+いろんなHP上でおこなわれている断層の解説では),地表に見える「地割れ」を引張による正断層ではないかと勘違いする人が出てきても,不思議ではありません.
TVで,いい加減な情報やトンチンカンな解説をまき散らす「学者」にはウンザリです.
1 件のコメント:
今日は「湊正雄」の命日であります。
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