なんだかなあ….子どもに読ませたい本なら,もっといろいろあると思うがなあ.
てなことで,サーフィンしてたら,いまだに閲覧制限支持(というよりは焚書的だが)のマスコミ関係者が多いことに驚かされる.色分けできるね.
相手の言い分など聞かずに「見せるな」という単純な論調がほとんどだ.主な論理は,「首切り」や「強姦」など子どもに見せたくないシーンがあるので「制限」せよというもの.教育的配慮だと(「作品としては稚拙だから,ほっとけ」というのもあった.それはそうかもしれない).
主たるテーマの「原爆」や「戦争」そのものについての是非はない.ウソを書いてるとかもない.
政府の政策に反対のデモをしているのに,道路交通法で逮捕するようなものですね.
同じ論理でたくさんの本が「禁書」になってきた歴史に興味があるものとしては,見たくないという人に強制的に見せたり,見たいという人から見る自由を奪うのは,生理的に拒否感が先に出てしまう.
首切りといえば,我が母校(母校とはいいたくない学校ではあるが)には,「中国人の首を切ってきた」というのが脅し文句の体育凶師(剣道専門)がいました.ほかにも,体格がいいのに柔道部に入らない学生を相手に,授業中に絞め技のデモと称して「落とす」ので有名な体育恐師も居ました(私も危うくやられかけた).まあ,とんでもない高校だった訳ですね.
日本では,敗戦後何十年経っても,そういう連中が野放しになっていたわけです.
そのくせ進学校なんだから,わけがわからない.理科教師も?な連中ばかりでした.正確には「受験理科教師」なんだから.公式と穴埋め問題しか知らない(^^;.かれらのおかげで,理科大好き少年だった私は,しばらくの間,生物・化学・物理が大嫌いになってしまった.地球と星だけは相変わらず好きでしたが(^^;.
話がずれた(^^;
首切りや強姦などは,実際にあったし,もっと非道い人体実験などもあった.それには日本兵も日本の科学者も関係していたわけです.
しかし,平和憲法のおかげで,敗戦以後,日本人は海外でそのようなことをした歴史はない.事実を隠せば,それを見たがる人がでてきて当然.みんな見よう.誰かが覆い隠そうとしているものを.そこには真実がある.
てか.(^^;