ただいま読書中.
慶応三(≒1867)年十二月二十五日:宮武亀四郎,誕生.後に「宮武外骨」を名乗る.
その前年,親幕派・孝明天皇急死(三十六才):岩倉具視による毒殺説流れる.
翌慶応四年三月十四日:睦仁(むつひと:後の明治天皇)「五箇条の誓文」を発す.
同年九月八日:明治と改元.明治22(1889)年2月11日:大日本帝国憲法,公布.
「大日本帝国憲法」は「五箇条の誓文」を裏切り,薩長閥のための憲法でしかなかった.
国民は憲法の中身を知らず,マスコミは批判を忘れて絶賛した.
外骨は,薩長閥の官僚,マスコミに愛想を尽かし,以後,叛骨・反権力の人として著述に励む.
筆禍による入獄四回,罰金・発禁など二十九回におよぶ.
「蝦夷地質学・明治編」の背景である.
2 件のコメント:
「ペンは剣より強し」といいながら,浮世時節で簡単に折れるのが「ペン」であり,曲がることぐらいは朝飯前,と,外骨は言いつづけた.
今も,マスコミウォッチングしてるとよ〜〜くわかる.
ここには「明治維新」の正体がある.
お馬鹿な政治家の「平成維新」は,いったいなにをいわんとしているのか.
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