岩波新書の「シリーズ日本近現代史」①~⑩を読みなおしている.少なくともシリーズ前半数冊は読んだはずなのに,ほとんど憶えていないのが悲しい((--;).
なぜか,昔読んだSFを思いだす.
確か,宇宙を漂流するアストロノートが事故で頭を怪我をし,そのおかげでたった一冊あった本を毎回新鮮な気持ちで読めるようになったという話だ.そう,彼は短期の記憶しか保てなくなったのだ.そのうち,そうなっちゃうのかなあ…((--;)
それはさておき,このシリーズの記述が正しいとすれば(たぶん正しいのだろうけど),このところの中韓の言い分はまったく正しいことになる.日本が非道をおこなったのだ.日本がというよりは,天皇を看板に頂いた薩長土肥・野合集団がといったほうが正確なのだろうけど.
ただし,アンパンマンとばいきんまんみたいな単純な関係ではない.
当時の世界情勢を考えれば,欧米がアジアの植民地化を進めていることに恐怖した日本が,追い詰められた結果,欧米の論理を身につけて(そのため,欧米は日本をアジアのなかで唯一欧米諸国と同等の国と認めた:世界戦略に組み入れた),“脱亜”した,せざるを得なかったといえる.
だからといって,中国・朝鮮半島,東南アジアに対して「やった」ことが正当化できるわけではないが.欧米に対してやったことは,非難される筋合いではないような気がする(マズイかな?この発言(^^;)
(いってみれば,毎回毎回ばいきんまんをそそのかしているドキンちゃんが欧米だったのね)
さて,そんな世相を背景として,蝦夷地質学はいかなる運命をたどったのか.
どう展開するか方針を固めなきゃ.
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