近江正一の著に,近文アイヌには「オプタテシケのウポポ」があり,このウポポは火山噴火時の泥流に関係がありそうだということで,このウポポを探していたら....なんと,見つかりました.
なんと,このウポポは現在も旭川アイヌに伝わっており,太田満(2008),八谷麻衣(2011)が旭川地方のアイヌ語講座テキストで引用しているのでした.
それによれば,
optateske オプタテシケ
purpurke 湧く
niskur ka ta 雲の上
kani-ponceppo 金の小魚
kamuy esinot で神が遊ぶ
ehum ehum エーフム エーフム
とあり,近江の解説のようにはならないことがわかりました.
いったい何だったんだろう.
太田さんとは,教育大・旭川校で非常勤をやっていたときに何度か顔をあわせたことがあり,会話も交わしていました.世の中は狭いものです.
八谷さんとは面識はないのですが,こちらはなんと,あのマレウレウのボーカルの方でした.
じゃあ,マレウレウのCDに「オプタテシケ・プルプルケ」が収録されてないかと,さがしてみましたが,残念ながらそれはない模様.残念.
う~ん,CD買おうかな....イカン,イカン.(^^;;
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