2011年4月2日土曜日
ネット上の歴史資料
いまだに,「鉄道興亡史」の位置付けに手間取っています((^^;).
石狩炭田の発見>巨大資本の投入>鉄道のネットワーク化
こういうシナリオでは,ある程度まとめられるとは思うんです.
しかし,鉄道関係のデータがあまりにも多すぎて,「いったいどうするんだろう」というのが感想.
「空知地方史研究協議会」の仕事もありますし,なにより,ネット上には「鉄ちゃん」や「廃ちゃん」が収集している膨大な資料があります.ほかにも,産炭地出身者で現在は出身地を離れ,ある程度成功している方々が,故郷を懐かしんで,ウェブ上で故郷再建に取り組んでいるというのも結構な数があります.
困ったことに,これらの資料は,集めてる本人がウェブ公開を「止~~めた」となってしまえば,その時点で失われてしまいます.
鉄道そのものについては,わたしが心配する筋合いではないのですが,地質学史の一頁が失われてしまう可能性があります.
もちろん,北海道の歴史ということなら,なおさらでしょう.
解決方法がひとつあります.
道博協は(…無力でしょうけど,ここしかない)サーバを用意して,ある基準を満たしているウェブ記事の作成者をそこに招待したらどうでしょう.
道博協は,データの散逸を防ぐことができますし,情報提供者はレンタルサーバー料金を払わずに,自分のデータを残すことができる.
著作権のこととか,いろいろクリアーしなければならない問題は出てくると思いますが,ひとまず安心できると思います.
ま,道内博物館業界の実力を考えたら,困難かもしれませんけどね….
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