2012年6月9日土曜日

パニック?

 
先日録画しておいた「宇宙戦争」をみました.
伝説のオーソンウェルズの「宇宙戦争」の再映画化ですね.

十分楽しめるのですが,気になることが一つ.
それは,モブ・シーン.

ものすごく違和感があります.いくら切羽詰まっているからといって,他人の乗っている車を奪ってまで,自分だけ助かろうとする人がいるのだろうかと思う(もっとも,みんなあるいて逃げてるところに,一家族だけ車で逃げてきたら,むかつくことは事実でしょうけど).

昨年の3.11とそれ以降の原子炉爆発事件などでも,日本ではパニックもモブも起きなかった.個人的にオロオロするぐらいのパニックはあっただろうけど,他人を踏みつけにしたり,どさくさにまぎれて,窃盗をはたらいたり,怪我させたりなどのモブ・シーンはなかったと思う(我が国政府は爆発事故を無かったこととして,原子炉再稼働を企んでますが,このことにこそパニックを起こすべきだと思いますが,これがまた,起きない(^^;)).

というより,モブが(ほとんど)なかったことに対し,海外のメディアが感心していたことのほうに驚いた(実際には,報道されてない範囲でのことはあったのだろうけど).

まあ,映画だから,そのぐらいのシーンを作る必要があるのだろうけど….と思っていたら,どうも違うようだ.某国でハリケーンに襲われた地域では,映画さながらのモブ・シーンが展開されていたらしい(で,その国では,ああいう状態では,そのぐらいのことは許されると公然といわれているらしい).
こちらも,普通にそういうことがおこなわれていたのか,マスコミ特有の取捨選択で一番ひどいところだけが強調されていたのか,そこも判らないですけれど.

なにが本当の姿なのでしょうかね….
(自分でも,なにを書こうとしてるのか判らなくなってきた(^^;)
 

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