この間,待ち合わせ時間まで少し間があったので,ブックオフで時間を潰してました.
そこで,ブックオフには場違いな本を発見.つい,買ってしまいました((^^;).
興味深い内容でした.
10数年前に,ヒステリックなエコマニアの主張に,ちょっとウンザリだったので,まともなエコロジーの本を探しましたが,当時は,ほとんど見つかりませんでした.
当時は,本当に「生態学」の本か,ヒス・エコマニアの本しか,無かったんですね.
この著者は,私が普段,疑問に思っていることを見事に整理してくれています.
なんかすごく当たり前のことしか書いてないのですが,ヒス・エコマニアが蔓延してるおかげで,逆にすごく新鮮になっているわけですね.
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本文中のエピソードを読んでいて,思い出し笑いしました.
それは,ある学校の校長先生が「雑草という植物はない」と演説した話.
あとで,その校長に「植物にお詳しいのですか?」と訊ねたら(博物館の手伝いをさせようと企んだ(^^;),帰ってきた返事が「いえ,まったく知りません」.
「?」
ま,こんなもんさ.
「雑草という植物はない」などというセリフは,目につく植物の和名・学名はほとんどすべて知っている人が言ってこそ「意味がある」んで,かっこよさそうなフレーズだからというだけで使ってはいけませんね.
歪んだ「エコ」を他人に押しつけるエコ・マニアとな~~~んも変わらんですからねえ.
え? 私?
私も,現世植物の名前なんか,ほとんど知りません.
だから,使うフレーズは,「どんな生きものにも,数百万年,数千万年の歴史がある」です((^^;)
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