FURCACAUDIFORMES Wilson & Caldwell, 1998(たぶん《目》)
試行錯誤の一つ.
情報が少ないので,FURCACAUDIFORMESという“塊”で考えます.
一応,分類は以下のよう.
from [Mikko's Phylogeny Archive]から,編集しています(誤記と思われる部分を訂正).
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After Wilson & Caldwell, 1998
FURCACAUDIFORMES Wilson & Caldwell, 1998 (“fork-tailed thelodonts”)
├ † PEZOPALLICHTHYIDAE Wilson & Caldwell, 1998
│ └ †Pezopallichthys ritchiei Wilson & Caldwell, 1998
└ †FURCACAUDIIDAE Wilson & Caldwell, 1998
├ †Cometicercus talimae Wilson & Caldwell, 1998
├ †Drepanolepis maerssae Wilson & Caldwell, 1998
├ †Sphenonectris turnerae Wilson & Caldwell, 1998
└ †Furcacauda Wilson & Caldwell, 1998 [Sigurdia; Canonia Turner, 1991]
├ †F. fredholmae Wilson & Caldwell, 1998
└ †F. heintzae (Dineley & Loeffler, 1976) Wilson & Caldwell, 1998 [Sigurdia heintzae Dineley & Loeffler, 1976; Canonia? heintzae (Dineley & Loeffler, 1976) Turner, 1991]
---from [Mikko's Phylogeny Archive]
FURCACAUDIFORMES =「二股尾形類」
原著が見られないので,詳細不明.
北米・シベリアのシルル系からデボン系から産出するようですね.
概形は,縦長で熱帯魚のよう.長短の矢印形.イカみたい.
前方に口があり,鰓が開口する.
尾の形に特徴があり,薄膜でつながったフォーク状をしています.情報不足で,淡水性とか海水性とか判らない.
Wikipediaでいくつかの種の復元図が公開されていますが,あまりにもパタン化されていて,問題が多いでしょう.その証拠に,復元図をグレースケールに変換すると,どれも同じに見える.
でも,とっても愛らしい姿をしているのも事実です.
type genusのFurcacaudaはFurcacauda = furca-cauda=「音叉型の」+「尾」という意味になりますか.
Furcicaudaのほうがいいような気がしますが.
また,furcaは「二股のフォーク;音叉;二股の支柱」を意味する言葉ですので,復元図に見るような“多股”とはちょっとニュアンスが違うような….上下二つが二股で,間にあるのはだだの飾りかな?
実際の化石を見てみたい.
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