2014年8月7日木曜日

ハリーポッターの魔法呪文 ==A==

授業も終わって,羽を伸ばしてる最中.
といっても,懸案である蝦夷地質学にかかれるほど余裕があるわけではありません.まずは,体のメンテが必要なもので.(^^;
で,思いついたのがこれ.以下.

ハリーポッターの魔法呪文
映画「ハリーポッター」を見ていて,ここに出てくる魔法の呪文は,ひょっとしてラテン語もしくはラテン語に近い言葉ではと思い,調べてみました.
なお,呪文そのものはWikipediaにでているものを利用しています.ただし,表記はカタカナ言葉になっていますので,アルファベット表記を優先しています.

注:わたくしはラテン語を習ったことがありません.学名の語源が知りたくてやってるだけですので,名詞と形容詞はわずかながら理解できますが,動詞の変化や文法については,サッパリですので,あまり信用しないように.(^^;

=== A ====

Accio(アクシオ)「来い」:「呼び寄せ呪文」。離れた場所にある物体を、術者の側に呼び寄せる。ホグワーツ魔法魔術学校では4年生の「呪文学」で習う。

Accioはラテン語そのものでaccio=「呼ぶ,命じる,求める」を意味する動詞です.そのままですね.ただ,発音は「アッキオ」の方が近いと思います.


Aguamenti(アグアメンティ)「水よ」:杖の先から水を噴出させる。反対呪文は「インセンディオ」。

これは,何語だかまったくわかりません.
ただし,「水」に関した呪文だというわけですから,前4文字はagua-ではなくaqua-だった可能性がありますね.それじゃあ,-mentiとはなにかということになりますが,まったく不明.


Anapneo(アナプニオ)「気道開け」:気管に食べ物などの障害物が詰まった際、その障害物を取り除くことができる。第6巻でホラス・スラグホーンが使用。

anapneo:これは,もろにギリシャ語.
元はἀναπνέω (anapneō)で,意味は「呼吸する;一息入れる;一服する,休憩する」など.πνέω (pneo)自体が「息をする」意味が強い言葉です.ですから,「気道開け」というよりも「呼吸しろ」の意味が強い呪文かと.


Arania Exumai(アラーニア・エグズメイ)「蜘蛛よ、去れ」:『秘密の部屋』で登場。杖先から白い光を出し、蜘蛛を吹き飛ばす呪文。

Arania はラテン語のaranea.これは「蜘蛛もしくは蜘蛛の巣」を意味します.
exumaiは不詳.


Aresto momentum(アレスト・モメンタム)「動きよ、止まれ」:『アズカバンの囚人』で初登場。ダンブルドアが、吸魂鬼に襲われて箒から落下するハリーに対して使用した。後に『死の秘宝 PART2』でハーマイオニーも使用した。

arestoは,たぶんarrestoというラテン語で「止める」という動詞. momentumも,そのままラテン語で,「運動;動作」という意味.したがって,「動作を止めよ!」ね.


Ascendio(アセンディオ)「昇れ」:『炎のゴブレット』で登場。第二の課題で、ハリーは湖から脱出するためにこの呪文を使用し、自身の身体を浮上させた。

Ascendioは,たぶんascendoというラテン語.意味は「登れ/昇れ/上れ」.そのままですね.


Avis(エイビス)「鳥よ」:杖から鳥を出す。第4巻でオリバンダー老人が使用。

Avisは,もちろんラテン語で「鳥」の意.ただし,元はサンスクリット語らしい.

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