最初に,これから紹介する予定のリストをあげればいいのだが,いろいろあって,それはしないことにする.最後には気が変わって,リストアップするかも知れない.
10数年前に,地質学史でも勉強しようかと漠然と考えたときには,一人でやってることもあって,文献一つ見つけるのは大変だった.我が在地では入手不可能なものばかりだったし.今は多くの資料が徐々にとはいえデジタル化され,しかも公開されているものも増えてきているので,ウソみたいに楽になった.とはいえ,それらはいわゆる“理系”の資料がほとんどで,“文系(歴史系)”の資料はほとんどされていない.旧帝大系の大学図書は予算も豊富にあるのか,デジタル化&オープン化が進んでいるが,非帝大系&私立大学は全く進んでいない.まだ,そんな状態.
さて,研究者別でもなく,時代別でもなく,見つけたときから片端に読みあさってきた北海道地質学史に関する文献,それを発表された順に,これから見ていこうと思う.何か(ただし,今回は総論的なものだけ),これまでとは違うものが見つかるかも知れない.
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