久しぶりに,面白い本を見つけてしまいました.
木村肥佐生(1990)「チベット 偽装の十年(スコット・ベリー編,三浦順子,1994訳)」です.
「
Lukousaurus の展開」を書いたときに,R. C. アンドリュース(1926)「恐竜探検記(小畠郁生,1994訳)」を読んでいたのですが,そういえば,モンゴルやチベットの地理も歴史もろくに知らないことに気付き,適当な本を探していたら,この本にぶつかったという次第です.
実に面白いです.
目が悪くなってから,長時間本を読み続けることは,ほとんどできなかったんですが,ほぼ一気に読みあげました.おかげで眼がショボイ,ショボイ((^^;).
ウソかと思うくらいの「冒険小説」ですが,これは一日本人青年が実際に体験した「事実」だから,すごい.
おかげで,モンゴルの,チベットの,そして中国の真実が少しだけ理解できたような気がします.
ついでに,論客ペマ=ギャルポ氏が,なぜ日本にいるのかも判りました.
まだ読んでいない関連する本が何冊かありますので,当分退屈するヒマもないようです.
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