飼育動物リストでも入手できればいいのですが,そんなものは公開していないようなので….
ところで,「JA旭川青果連」は商品キャラとして,旭山動物園の動物たちを使っています.
具体的には,「JA旭川青果連」の頁を見てください.
ここにイラストを載せてもいいのですが,著作権問題を起こしたくないので…ね.
とりあえず,ここにでている動物たちで,順にサーフィンしていこうと考えてます.
まずは,鳥類から….
AVES[鳥類]
以前は,「鳥類」は,class AVES Linnaeus, 1758 として,ひとつの分類群を形成していると考えられていました.
現在は,いわゆる「鳥類」といわゆる「恐竜類」の類似性が強調され,一方で,分類単位としては,長期間認められていなかった「恐竜類」が復活し,鳥類が恐竜類に含められてしまうなど,新しい分類体系がたくさん提案されています(いるらしいです?).同時に,DNA解析による現生種類縁関係の再構成があり,くわえるにクラディズムの台頭で,リンネが提唱し,それなりに安定していた「分類体系」が,ガタガタになっています.
まあ,食い散らかしたような論文が多いのですがね.そんなわけで,体系的かつリーズナブルな分類体系というのは,現在は存在していないのです(関係者のみなさま,すいません.これが,部外者の素直な感想です).
なんとなく,日本に「プレートテクトニクスが導入されたころ」の地質学会の様子を彷彿とさせるようなところがあります.
地質調査をすることによって,なんとか日本列島の地質を体系立てようと苦心し,それなりの形が整いつつあるところに,外国から「PT論」が導入され,食い散らかしたような論文が,そのときどきで手を変え品を変え頻出したので,地質学界のいわゆる「重鎮たち」がイライラしていた時期ですね.
PT論者たちは,「仮説」を立てて,それを実際の「地質」で検証するという方法論をとっていました:抵抗勢力はこの方法論にも,イライラしたようです.抵抗勢力の方は「地質を細かく記載」し,それによって「体系立てる」という方法論をとっていましたからね(実際は,ちょっと疑問のところもありましたけど(^^;).
もっとも,分類学の方では,日本には抵抗勢力(リンネ流の分類学を厳密にやっていたグループ:学会,学閥)が存在していなかったようで,どこを食い散らかしても,論争など起きなかったようですけどね.
いつになったら,理解できるような分類体系が示されるのだろう….
ま,それはともかくとして,各動物(旭山動物園キャラ)について,稿を改めて示したいと思います.
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