2008年5月2日金曜日
幾春別川流域の炭鉱と鉄道
没ネタ.その8です.
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幾春別川流域の炭鉱と鉄道
幌内鉄道
・幌内鉄道は,幌内炭田からの石炭輸送のためにつくられました.のちに,幾春別まで延長され,百年以上にわたって石炭を運んでいました.
1878(明治十一)年 幌内炭鉱,開坑に着手.
・順次,坑道を整備し,本格的な出炭は1882年から.
1880(明治十三)年 嶋田純一・山際永吾が幾春別及び奔別にて炭田を発見.
・5年後,官営幾春別炭鉱の開坑に着手.中断を繰り返す.
1882(明治十五)年 手宮~幌内間鉄道開通.
・1888年,幌内鉄道,延伸(幌内太:のちの三笠~郁春別:のちの幾春別)開業.
1889(明治二十二)年 北海道炭鉱鉄道会社(以下,北炭と略す),設立.
・幌内炭鉱・幾春別炭鉱と幌内鉄道も北炭に譲渡されました.
1902(明治三十五年) 奔別炭鉱(1902~1928),開坑.
1905(明治三十八年) 唐松炭鉱(1905~1943),開坑.
1906(明治三十九)年 幌内鉄道,国有化.
・1909年に名称が国有鉄道幌内線となり,1943年に幌内太駅を三笠駅と改称しました.
1914(大正三)年 弥生炭鉱(1914~1960),開鉱.
1928(昭和三)年 住友,奔別炭鉱を買収.
・住友奔別炭鉱は,1960年に弥生炭鉱も買収,1970年まで住友奔別炭鉱・弥生坑として出炭していました.
1931(昭和六)年 昭和鉱業・新幌内坑,開鉱.
・昭和鉱業は1941年に北炭に売却され,北炭・新幌内鉱業所となりました.
1953(昭和二十八)年 北炭・幾春別坑,採掘中止.
・四年後,北炭・幾春別坑,廃止.
1971(昭和四十六年) 住友・奔別炭鉱,閉山.
1973(昭和四十八)年 新三笠炭鉱,閉山.
1976(昭和五十一)年 桂沢で「エゾミカサリュウ」発見.
1987(昭和六十二)年 JR・幌内線,廃止.
1989(平成元)年 北炭・幌内炭鉱,閉山.
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