2008年3月9日日曜日

汗!(・_・;)

 愛機iMacの動きがおかしいので,TECHTOOL Proを使ったら,ハードウェアもソフトウェアも何ともなく,しからばと,HDの最適化をやったら,何時間もかかったあげく,最後に「失敗しました」とメッセージがでて,システムを入れたボリュームが消えてしまいました(汗!).
 土曜日丸一日,修復に費やしました.でもダメ!
 あきらめかけて,さて次の機械は何にしよう…,とまで考えてました.今朝,最後のチャレンジということで.
 TECHTOOLをひと通りやっても回復しないので,Mac純正のディスクユーティリティを起動,修復をかけると,なにか一つファイルが復活したようです.もう一つは復活に失敗したとかなんとかメッセージががでてました.
 しかし,OSの入ったボリュームが再マウントできたので,もう一度,TECHTOOLをひと通り….
 ダメモトで,再起動したら……,何もなかったように正常に起動しました.
 うれしいやら,どっと疲れが出るやら.
 やっぱサブマシンを使えるようにしとかないとダメだなあ.さて,次は何にしよ(macのことです(^^;).

2008年3月5日水曜日

石狩炭田の興亡(2)

 “ライマン展”への作業,つづきです.

 いやあ,手強い.
 資料が矛盾だらけで,整理がつきません.地質屋も資源屋も,炭鉱にケリをつけてないということですね.

 大手会社で出している「…年史」から整理することは可能でしょうね.本が入手できればですが.でも,中小では「社史」なんかつくってないでしょうから,図書館に行って各「市町村史」から,拾うしかないですかね.しかし,そんな時間はありそうにないですね.
 また,旭川の図書館はひどく不便ですし,教育大の図書館は一年間休館という凄まじいことをやっています.たしかついこの間も,長期休館やってたはずですが,大学の先生や学生は図書館なんか使わんのかしら.

 市町村の公式HPめぐりもしてみましたが,各市町村によって温度差がすごく違いますね.
 炭鉱なんて,もう過去のものですし,場所によっては強制労働とかいろいろありますからね.公開したくない過去も….ということで,なかなか大変.
 鉄ちゃんや廃ちゃんのHPもあるんですが,気をつけないと,誰かがやった間違いをそのままコピペしてるのが多いですからね.裏付けとるのが大変.

 え?
 ぼやいてるヒマがあったら,仕事しろ?

 そうなんですが,これを始めてから,ず〜〜っと,朝から晩まで,こればかりですから,たまには気分転換したいし,ぼやきたい.(^^;
 これが,ボランティアの仕事かよ!!

2008年3月1日土曜日

石狩炭田の興亡

 “ライマン展”関連です.

 ここ数日,石狩炭田の歴史について調べてました.
 なにか,悲しい気持ちになりました.

 何もなかったところに,ある日ハンマーの音が響き,しばらくして,たくさんの人がやってきました.
 鉄道が敷かれ,あっという間に大きな町になり,石炭を運び出していきました.

 これからまだまだ発展してゆくのかと思ったら,あっという間に人がいなくなり,廃虚が残されました.
 べつに,石炭を掘り尽くしたわけでもないのに.


 さて,石狩炭田の興亡ですが,割りと簡単に片づくのではないかという予想に反して,手ごわいです.
 児玉清臣さんの力作,「石炭の技術史」と,地質調査所の「石狩炭田地質図」で,「幹」ができるだろうと考えていたわけです.両方とも力作なんですが,矛盾がたくさんあります.この整理が大変.まず,炭鉱の名前と位置の確認という,もっとも初原的なところから,調べ直しています.(^^;


 さて,手早いのはやっぱり,ググること.
 驚いたことに,関連の情報が山ほどでてきます.何といっても「鉄ちゃん」と「廃ちゃん」の活発な活動があるようです.このお陰で,いくつか「石狩炭田地質図」の記述が不正確だったことがわかりました.
 また,私なんかは聞いたことがないような小さな専用鉄道まで調べてあって,すごすぎる.この専用鉄道というのは,石炭を運び出すために坑口から幹線まで,炭鉱会社がひいた鉄道のことです.
 残念なことに,「鉄ちゃん」と「廃ちゃん」はやはり,マニアですから,詳細な調査をしているわりには,そして,インターネットでそれを公開などしてるわりには,ほかの人に分からせようというところが「おざなり」なんですね.

 「鉄ちゃん」と「廃ちゃん」がこれだけやってますので,普通の切り口では,かれらにバカにされそうですね.時間はほとんど無いのですが,形になるのは,まだまだ時間がかかりそうです.