2017年9月10日日曜日

「オプタテシケ・プルプルケ」見つけた


近江正一の著に,近文アイヌには「オプタテシケのウポポ」があり,このウポポは火山噴火時の泥流に関係がありそうだということで,このウポポを探していたら....なんと,見つかりました.

なんと,このウポポは現在も旭川アイヌに伝わっており,太田満(2008),八谷麻衣(2011)が旭川地方のアイヌ語講座テキストで引用しているのでした.
それによれば,
 optateske     オプタテシケ
 purpurke     湧く
 niskur ka ta    雲の上
 kani-ponceppo  金の小魚
 kamuy esinot   で神が遊ぶ
 ehum ehum    エーフム エーフム
とあり,近江の解説のようにはならないことがわかりました.
いったい何だったんだろう.

太田さんとは,教育大・旭川校で非常勤をやっていたときに何度か顔をあわせたことがあり,会話も交わしていました.世の中は狭いものです.

八谷さんとは面識はないのですが,こちらはなんと,あのマレウレウのボーカルの方でした.
じゃあ,マレウレウのCDに「オプタテシケ・プルプルケ」が収録されてないかと,さがしてみましたが,残念ながらそれはない模様.残念.
う~ん,CD買おうかな....イカン,イカン.(^^;;


      


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