1885: [clade unknown] ACTINOPTERYGII Klein,
1909: division 4. ACTINOPTERYGII: Goodrich, (Berg, 1940, p. 348)
1930: division ACTINOPTERYGII: Goodrich, (Berg, 1940, p. 351)
1934: III. ACTINOPTERYGII: Säve-Söderbergh, (Berg, 1940, p. 351)
1936: branch IlI. ACTINOPTERYGII: Stensiö, (Berg, 1940, p. 351)
1937: class ACTINOPTERYGII: Romer, (Berg, 1940, p. 352)
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ACTINOPTERYGII = actino-pterygii=「放射線状の」+「翼《男複》」=「条鰭類」
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actino-は,ギリシャ語の[ἡ ἀκτίς]=《女》「光.光線.放射線」がラテン語の《合成前綴》化したものです.
-pterygiiは,ギリシャ語の[ἡ πτέρυξ]=《女》「翼」の変化形.
[πτέρυξ] (pteryx)をラテン語の《合成前綴》化したものが,pteryg-, pterygo- =「翼の」.
これに,《所属・関係》を意味するラテン語の《合成後綴》-iusを合成して,-pterygius = -pteryg-ius=「翼の」という《合成後綴》《男》ができます.
この-pterygiusの《複数形》が -pterygii.
理由はよくわかりませんが,この《形容詞》が,「~翼」を意味する《名詞》に変化したものが,上記-pterygii=《男》《複数》「~翼:~翼を持つもの」.魚の「翼」は「鰭」のこと.
あわせると,ACTINOPTERYGII = actino-pterygii=「放射線状の」+「~翼を持つものども《男複》」=「条鰭類」
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なお,ACTINOPTERYGIIは,現在,「綱(class )」扱いですので,怪しげな論理展開はせずに,ACTINOPTERYGOMORPHAあたりのほうが,いいんじゃあないかと思います.
(2011.08.25.:修正)
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