1880: superclass OSTEICHTHYES Huxley,
1909: subgrade 3. † OSTEICHTHYES: Goodrich, (Berg, 1940, p. 348)
1923: B. OSTEICHTHYES: Berg, (Berg, 1940, p. 349)
1930: subgrade OSTEICHTHYES: Goodrich, (Berg, 1940, p. 351)
1933: class OSTEICHTHYES: Romer, (Berg, 1940, p. 352)
1937: Class OSTEICHTHYES: Watson, (Berg, 1942, p. 353.)
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OSTEICHTHYES = oste-ichthyes=「骨の」+「魚」=「硬骨魚(類)」
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ichthyes:ギリシャ語の[οἰ ἰχθύες]=《男複》「魚ども」をラテン語綴り化したもの.
(2011.08.25:修正)
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なお,クラディズムの台頭が著しい現在では,OSTEICHTHYES(=「硬骨魚類」)には,「哺乳類」や「鳥類」も含まれてしまうらしいです.
この一見,混乱した状況に対し,いろいろ理由がつけられているようですが,根本の問題は,“魚類分類学”では,分類用語に定義者を明記しないという習慣(悪習)があるためだと思います.
定義者を明記しないまま,同じ「言葉」を,違う概念に用いれば,混乱するのは当たり前ですね.
簡単に言ってしまえば,class OSTEICHTHYES Huxley, 1880と,クラディズムでいう”OSTEICHTHYES”とは定義が異なるのでしょう.
だから,クラディズムでは定義者を明記した「別の言葉」を使う必要があるのだと思いますね.
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