2011年6月10日金曜日

GNATHOSTOMATA

clade unkown GNATHOSTOMATA Gegenbaur, 1874

1909: BRANCH II. GNATHOSTOMATA: Goodrich, (Berg, 1940, p. 348)
1930: branch GNATHOSTOMATA (AMPHIRHINA): Goodrich, (Berg, 1940, p. 351)
1936: division II. GNATHOSTOMATA: Stensiö, (Berg, 1940, p. 351)

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GNATHOSTOMATA = gnatho-stomata=「顎の」+「口《中複》」=「顎口類」

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gnatho-は,ギリシャ語で,[ἡ γνάθος]=《女》「顎,口」が,ラテン語の《合成前綴》化したもの.

stomataは,ギリシャ語で, [τά στόματα] =《中複》「口;舌,言語;顔;出口;裂け目;先端;前」のことで,あわせると「顎の口(ども)」ですが,別の以下のように考えることもできます.

-stomata = -stom-ata=「口の」+「~した.された.~をもった.~状の.~化の」=「口をもった」《女単》もしくは《中複》
上記は《形容詞》ですが,そのままの形で《名詞》化すると,「~口の特徴を持つもの」の意味を持ち,こちらも《女単》もしくは《中複》です.この場合は,《中複》と考えるのが適切でしょう.

したがって,あわせると「顎の」+「~口の特徴を持つものども」=「顎(のある)口をもつものども」=「顎口類」となります.

(2011.08.27:修正)


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