北門叢書版「蝦夷草紙」を確認しようと思い,近所の大学図書館に行きました.
工事中とかでしばらく休館してたので,やっと確認できると思ったのですが,本を移動・整理中でどこにあるかわからないとのこと.書庫も入室禁止.いつごろ整理がつくのかもわからないというので,残念.あ.断念.
ついでに,神保小虎の「北海道地質略論」も見ておこうと思いましたが,これもいつになるかわからないとのことでした.(-_-;
他のどこで見ろというんだよ!
この大学図書館は,ここ数十年ぐらいの地質関係の蔵書はほとんどないですが,こういうものすごく古い妙な蔵書が時々あります.感激ものです.昔は,地質学を専門とする教官がいたのでしょうね.在所の市立図書館にも同様の非常に古い地質関係の蔵書があり,調べたら,この大学の教官だった人が寄贈したものらしいということがわかりました.いったいどういう人物なのだろう.
いまは,残念ながら,火山屋さんしかいないので,地史・古生物は完全に放棄状態のようです.
実は,「北門叢書」は在所の市立図書館にもあるのですが,例によって禁帯出です.ここは,まともな本はほとんど総てが禁帯出なので,利用はつらい.閲覧室では,十分な検討は出来ませんからね.比較検討のために自分の本を持ち込むこともできないし.
また,市立図書館本館は駐車場がないので,利用には結構根性が必要です.暖かくなれば,自転車で30分ぐらいかけてでも,いきますけどね.公共図書館ってのは,利用しづらいように,何重にも罠をかけてるって感じ?
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