2007年3月21日水曜日

最上徳内の地質学(2)

 本日,近所の大学図書館の姉妹校の図書館から,たのんだ本が届いたという連絡が入ったので借りてきました.
 あまり期待していなかったのですが,その期待はおおきくはずれました.いい方に.

 その本は皆川新作「最上徳内」(1943)といいます.古いですね.私の生まれる前です.
 それには,徳内の行動が細かに示してあり,島谷良吉「最上徳内」(1977)よりもはるかに詳しいのです.というよりは,島谷のは皆川のをダイジェストしたといった方がいいかも知れません.もちろん,島谷の本は新しいだけあって,新しい情報がはいってはいますが,骨子は皆川のままというところです.
 今,両方とも存命だとしたら,著作権問題が起きていたかも知れないですね.

 とくに,徳内の地質学的知識に関する重要な情報が書かれてました.島谷の記述では謎だらけだったのですが,氷解しました.いずれ別なHPで,紹介することになるでしょう.

 早速古書店に注文しました.(^^)

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