須藤十郎編「蝦夷草紙」の入手が困難という話しを前にしました.同書の「序」に「○○市では最上徳内○○館をオープンさせた」ということがかいてあり,徳内の業績を伝えてゆきたいというようなことがかいてありました.
発行元では「絶版・重版未定」扱い.インタネット「○本の古本屋」でも数年来在庫店なし.出版当時の著者の住所には,家族ともども「宛先に尋ね当たりません」でした.
博物館ならば,関連資料を販売していることも多々あるので,徳内○○館なら可能性があるかと,一週間前にFaxを入れておきましたが,未だに返事がありません.
なければ「ない」という返事だけでもいただきたかったのですが,帰ってきたのは「梨のつぶて」だけでした.(^^;
昭和初期に出版された書籍というならともかく,10数年前に出版された本が入手できないというのは,困りますね.出版界の衰退も関係あるのでしょう.
以前は,こういう場合「E・・y seek」というサイトがあって,登録しておけば古書店さんやマニアの方々が協力して探してくれたのですが,数年前に閉鎖になり別のオークション・サイトに移管されました.ここには,ずいぶんお世話になったんですが,オークションになってからは,ほとんど総ての古書店が脱退したようで,全く本が見つからなくなり,そこを見に行くこともなくなりました.
世の中便利になる一方とは限らないようで.
時々,「日○の古本屋」に探しに行くこととして,当面は無かったものとして扱うしかないですかねえ.
2 件のコメント:
チャートを置いている家はとても多いと思いますが,チャートってナニ?ってことになるとほとんど知らない人が多いと思いますので,こうした解説っていいですよね。
地質学史シリーズとは別の「町内の自然をさぐる=ご近所はタイムマシーン=」シリーズです.(^^;
ネタはたくさんあるので,追々紹介してゆくつもりです.
何気なく見ているものが,実は数億年のルーツを持っているなんて,ほとんどの人は知らない.・・・って,ダーレかさんがサボってるからだよな(私を含めて(^_^;).
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