2011年7月8日金曜日

当世,流行言葉集

「徹底検証」:昨日,一時間半ほどで創りあげた番組の修飾語.それ以上時間をかけていて,この出来なら,それこそ「お笑い」だね.
「潜入」:関係者から許可を取って,撮影すること.「スクープ!」もほぼ同じ.
「劇撮!衝撃映像」:YouTubeからの引用.
「特別ゲスト」:番宣にきたタレントのこと.


「独占インタビュー」:局アナが写っていること.
「街頭インタビュー」:一般市民を装った大部屋タレントの独擅場.脚本あり.


「アンケート」:数人に訊くこと.
「無作為アンケート」:質問内容より,その前につく「条件文」がやたらに長い.
 例:原発を廃止すると原始時代に戻りますが……,それでもあなたは原発に反対しますか「yes, no」
 例:消費税を上げないと被災地住民の救済が困難ですが……,それでもあなたは増税に反対しますか「yes, no」(「yes, no」以外の答は認められない)


「ワイドショー」:一見,報道番組風のバラィエティ.バラィエティだから放送内容に責任を負わないと某番組プロデューサーが公言したことがある.「ニュースショー」も同じ用法.
「ワイドショーの司会者」:どんないい加減なことをいっても,責任をとらなくてもいい,と裁判所のお墨付きがある.理由は,プロデューサー・ディレクターの指示に従っただけだからという.つまり,「演劇中で殺人者の役をやっても,殺人罪には問われない」と,同じことだという.だったら「プロデューサー・ディレクター」には責任があるはずだが,どうなっているのかは,よくわからない.
なお,某「へえへえおばさん」が「番組中の意見はディレクターの指示による」ことを証言している.

「へえへえおばさん」:数日前に別の放送局の番組で「同じもの」を見ていても,そのときにはまるで初めてみたように,大声で「へえー,へえー」くりかすタレント.好感度ナンバー一桁というタレントがけっこう多い.ということは,この「好感度ナンバー」というのも怪しい.
また,一般人でも,彼女ら(かれら)のリアクションなるものをまねる人が増えている.普通じゃあないことに気付いていない.


「ニュース」:一見,報道番組風の政府もしくは企業の宣伝ショー
「芸能ニュース」:芸能人のスキャンダル.
「スポーツニュース」:プロスポーツ選手のスキャンダル.
「政治ニュース」:政治家のスキャンダル.


「お笑い番組」:有能な芸人を集めておきながら,「芸能」ではなく,「真似しないでください」というテロップを流さなくてはならないほど危険なことをやらせる番組.
「バラィエティ」:ほぼストーカー番組.有能な芸人の芸ではなく,私生活を見せる.見たくないって.
「まねっ子番組」:ほぼすべて.
「ディベート番組」:意見の違いを明らかにすることより,相手に発言させない方法を示す番組.一時期は流行っていたが,最近は減った.
「政治討論会」:説明不能.

「日本語が乱れている」:自分たちが乱した日本語なのに,時々,責任を回避するために言葉の軽いアナウンサーたちが使う.

「Fテレビ」:愚民政策の最先端を受け持っていたら,いつの間にか,局アナが「愚民」になっていた.「フ●・サ●ケ●グループ」の一員.(本来の意味の)「トンデモ」だから,わかっていれば,それなりにおもしろい(注:「トンデモ」という用語は正確に使いましょう).
「公共放送」:●HKの場合には,政府広報番組なのに受信料を取られる(税金の二重取りのような気がするがどうだろう).N●Kの場合には,ほかの高品質番組がみたい場合には別料金を請求される(「BS」とかいうらしい).
「BS」:「BS」なんか見る気ないのに,もれなくTVについてくる.「スカパー,無料」なんてのにつられてアンテナを立てると,もれなくNH●から上乗せ受信料が請求されるそうだ.

(宮武無い骨:責任編輯)


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