order NEMATOGNATHI (author unknown)
1923: order NEMATOGNATHI: Jordan, (Berg, 1940, p. 349)
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NEMATOGNATHI = nemato-gnathi=「糸の」+「~の顎を持つもの《男複》」=「糸顎類」
nemato-は,ギリシャ語で[τό νῆμα]=《中》「紡糸,糸」が,ラテン語の《合成前綴》化したもの.
-gnathiは,ギリシャ語の[ἡ γνάθος]=《女》「顎,口」が,ラテン語の《合成後綴》化した-gnathusの変化形で,《男性》《複数》が《名詞》化したもの.意味は「~顎;~の顎を持つもの」.
あわせて,「糸の顎を持つもの」の意味で,「糸顎類」とでも訳すのでしょうか.ナマズの鬚を「糸」に見立てたんですかね.
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現在は,order SILURIFORMES(=ナマズ目)が一般的に使われているようです.しかし,どちらにしても原著者名が示される例が見つからないので,原著にあたることが不可能です.つまり,比較のしようがありません.
ということで,分類名を変えた意味があるのかどうかは「不明」です.こんなの,とっても科学とは思えない((^^;)
(2011.09.14.:修正)
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