phylum CRANIATA Linnaeus, 1758
1758: phylum CRANIATA Linnaeus,
1921: phylum? CRANIATA: Stensiö, (Berg, 1940, p. 351)
1927: phylum? CRANIATA: Stensiö, (Berg, 1940, p. 351)
1930: subphylum CRANIATA: Goodrich, (Berg, 1940, p. 351)
1932: phylum? CRANIATA: Stensiö, (Berg, 1940, p. 351)
1936: phylum? CRANIATA: Stensiö, (Berg, 1940, p. 351)
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CRANIATA = craniata=「頭蓋をもった《中複》」=「(有)頭蓋類」
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craniataは,ギリシャ語の[τό κρᾱνίον]=《中》「頭」を,ラテン語化したものの変異形です.
[τό κρᾱνίον]をラテン語綴り化するとcranionですが,この語根はcrani-, cranio-です.
これに,「~をもった」を意味する《合成後綴》《形容詞》-atusを合成して,
craniatus = crani-atus=「頭蓋の」+「~をもった」=「頭蓋をもった」
《形容詞》は《三性変化》をしますので,
《形容詞》craniatus, craniata, craniatum
《形容詞》は《複数》をサポートしますので,
《形容詞》《複》craniati, craniatae, craniata
これらは,《名詞化》して,おのおの=「頭蓋をもったもの」の意味になります.
上記,CRANIATAはこれらのうちの,《中性》《複数》形です.
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【蛇足】
否定を意味する接頭辞a-をつけると,どういう意味になるでしょう.
(2011.09.05.:修正)
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