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ACCIPENSERIDA は accipenser-ida からなる合成語です.
ラテン語でacipenser, acipenseris (アキペンセル,アキペンセリス)は「チョウザメの類」を意味するのことばです.
一方,このラテン語は,もとはギリシャ語の[ἀκκιπήσιον](アッキペーシオン)=「チョウザメの類」からラテン語化(accipesion)したものでしょうけど,綴りが若干変化しています.
ACCIPENSERIDA に使用されている accipenser- は,二つの中間的な綴りという不思議な状態ですが,ギリシャ語からラテン語化する途中にこのような綴りがあったのかもしれません(ただの想像です).
-idaは,ラテン語接尾辞.動物の「目」名をつくるときに使われます.
たぶん,もとは形容詞形接尾辞の-idus(・イドゥス)=「《類似;動作の状態,性質》を示す」の《女性》形《複数》が名詞化したもの.
あわせると,「チョウザメの類の類《女複》」となります.
(2011.08.29:修正)
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