久々に面白い本を見つけました((^^)).
広島三朗(1991)山が楽しくなる地形と地学=山,それ自体がおもしろい!=.(山と渓谷社刊)
ずいぶんと古い本ですが,まだ現役.
気がつかなかったのは,「登山家」あるいは「登山初心者」のための本だったからでしょう.
読んでいて,一頁を読み終わると,次の頁が読みたくなる.しかも,なんとなくワクワクする.
「地形と地学」と書いてありますが,地質学そのものです.
しかも古いタイプの「博物学」の匂いを濃く残している.眼に止まるものすべてについて「これはなに?」,「あれはなぜ?」という原始的な欲求を満足させてくれる本.
著者は高校教師ということで,あまりに専門に流れていないのがいいんでしょう.
いってみれば,「博物学的地質学の本」.お勧めです.
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